このたびはALLBLUE CARSにご入庫いただき、誠にありがとうございました!
和歌山市よりお越しのT様。平成28年式のレクサス RX450h F SPORT にお乗りで、「リアゲートが引っかかって自動で開かない」とご相談をいただきました。
ご入庫車両のご紹介
- 車両:レクサス RX450h F SPORT(GYL25W型・AWD)
- 年式:平成28年式
- ご依頼内容:パワーバックドア(リアゲートショックアブソーバー)交換
手で押せば動く、が実は分かりやすいサイン
スイッチを押してもリアゲートが途中で引っかかり、自動で開ききらない。手で力を入れて押し上げれば動く——という状態でした。
「手で動くのなら、まだ大丈夫では?」と思われるかもしれません。ですがこれはむしろ、症状がはっきり出ているサインです。人の力で無理やり動くということは、モーターの力では動かせないところまで作動抵抗が上がっている、ということだからです。
原因はダンパー内部の固着
RXのパワーバックドアは、左右のダンパーの中にモーターとスピンドル(ねじ軸)が組み込まれていて、これが伸び縮みすることでゲートが開閉します。ガス圧だけで支える普通のダンパーとは違い、開ける力そのものをこの部品が担っています。
年数が経つと内部のグリスが切れ、動きが渋くなります。するとモーターが規定の力で動かせず、車両側は「何かに挟まった」と判断して止まってしまう。今回の「引っかかって開かない」は、まさにこのパターンでした。
あえて新品を選びました
この部品、中古やリビルト品も流通しています。ただ今回は、T様とご相談のうえ新品を選択しました。
理由はシンプルです。中古品は同じ年式・同じくらいの距離を走ってきた個体から外されたものがほとんどで、内部のグリス切れという点では条件が変わりません。安く直しても、また数年で同じ症状が出る可能性が高い。それでは結局もう一度工賃がかかってしまいます。
新品部品代は2本で約8万円。決して安くはありませんが、ここは一度でしっかり直しておく判断をしました。
左右セットで交換します
使用したのはトヨタ/レクサス純正の新品部品です。
- 68910-48071(UNIT ASSY, POWER BACK DOOR 右)
- 68920-48031(UNIT ASSY, POWER BACK DOOR 左)
片側だけが渋くなっているように見えても、左右は同じ年数・同じ回数だけ動いています。片側だけ新品にすると左右で作動抵抗に差が出て、ゲートにねじれた力がかかり、残った側も早々に音を上げます。ですのでこの部品は左右セット交換が基本です。
作業後
交換後は、スイッチひとつでスッと開ききるようになりました。閉じるときの動きも軽く、途中で止まることもありません。本来のパワーバックドアの動きが戻っています。
同じ症状でお困りの方へ
リアゲートまわりで、こんな症状はありませんか。
- スイッチを押しても途中で止まる、開ききらない
- 開けても保持できず、ゆっくり下がってくる
- 開閉時に「ギッ」という異音がする
- 手で押せば動くが、自動だと動かない
これらはパワーバックドアユニット(リアゲートダンパー)の寿命が近いサインです。放っておくと、開いたゲートが落ちてくる危険もあります。
アフターフォローもお任せください
ALLBLUE CARSでは、国産車・輸入車の診断・整備を承っております。ディーラーで高額な見積もりが出た、部品代を抑える方法はないか——そんなご相談もお気軽にどうぞ。中古部品を使うべきか新品にすべきか、症状と車両の状態を見たうえで、正直にご提案いたします。
海南市・和歌山市・岩出市・紀の川市・橋本市など、和歌山県内どこからでもお気軽にお越しください。
T様、このたびは誠にありがとうございました。またのご来店を心よりお待ちしております!