和歌山県岩出市のALLBLUE CARSです。今回は200系ハイエース(ディーゼル)でDPF警告灯とエンジンチェックランプが同時に点灯し、手動再生ができなくなった車両をお預かりしました。スキャンツールでのDPF強制燃焼(強制再生)と、運転席足元のDPFスイッチ=排出ガス浄化スイッチの後付けまで一度で対応した事例です。

「DPFのランプが点きっぱなしで消えない」「そもそも手動再生のボタンが付いていない」という方は参考にしてください。

DPF警告灯の「点滅」と「点灯」は意味が違います

ここを間違えると対処を誤ります。

警告灯の状態意味対処
DPF警告灯が点滅スス(PM)が溜まってきた、手動再生してくださいのサイン安全な場所に停車してDPFスイッチを押す=手動再生
DPF警告灯が点灯+エンジンチェックランプ点灯手動再生の受付が止まっている状態スイッチを押しても動かない。スキャンツールでの強制燃焼(強制再生)が必要

今回の車両は後者でした。この状態だと、スイッチを押してもスキャンツールをつないでも、そのままでは強制再生モードに入れません。

DPF強制燃焼(強制再生)の作業手順

  1. スキャンツールを接続。警告灯とチェックランプが点灯しているため、そのままでは強制再生に入れません。
  2. EFIのヒューズを一度抜いて約1分放置し、戻します。
  3. 再度スキャンツールでDPF強制燃焼(強制再生)を開始します。
  4. Readyになるとエンジン回転が2,000回転前後まで上がり、燃焼が始まります。
  5. およそ20分で完了。完了と同時にDPF警告灯とエンジンチェックランプが消灯しました。

温度が上がりきらず途中で止まる、何度やっても強制燃焼が終わらないという場合は、DPF本体のアッシュ詰まり・センサー不良・インジェクター不良などが疑われます。強制燃焼を繰り返すだけでは改善しないため、DPF洗浄や部品交換の判断が必要になります。一度ご相談ください。

ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 1
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 2
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 3
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 4
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 5
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 6
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 7
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 8
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 9
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 10
ハイエース DPF強制燃焼(強制再生)・排出ガス浄化スイッチ取り付け作業 11

DPFスイッチ(排出ガス浄化スイッチ)は後付けできます

今回の車両は、運転席の左下あたりにある手動再生スイッチ(DPFスイッチ)が未装着でした。これは後付けが可能です。

部品名:排出ガス浄化スイッチ(触媒浄化用)/品番:84093-26010(トヨタ純正)

多くの車両は内張り裏にカプラーが余っているので、そこにスイッチを差し込むだけで機能します。取り付け自体は10分程度です。

これで次からは、DPF警告灯が点滅している段階で自分で手動再生ができるようになります。点滅の段階でこまめに再生しておけば、警告灯が「点灯」まで進んで入庫、という流れをかなり防げます。

※注意:カプラーや配線がもともと存在しない車両もあります。特に初期型はDPR/DPFが搭載されていない車両があり、その場合はスイッチだけ買っても機能しません。ご自身の車両で取り付けできるかは、車検証記載の型式(KDH/TRH/GDHなど)をお知らせいただければ確認いたします。

費用と所要時間の目安

作業内容目安
DPF強制燃焼(強制再生)/スキャンツール作業約20〜60分
DPFスイッチ(排出ガス浄化スイッチ)の後付け取り付け10分程度+部品代
強制燃焼が完了しない場合DPF洗浄・部品交換のお見積りをご提示

正確な金額は車両の状態によって変わります。お電話またはお問い合わせフォームからご相談ください。

よくあるご質問

ハイエースのDPF強制燃焼は自分でできますか?

DPF警告灯が「点滅」している段階なら、DPFスイッチを押すだけで手動再生ができます。ただし警告灯が「点灯」してエンジンチェックランプも点いた状態では、スキャンツールがないと強制燃焼に入れません。

DPFスイッチが付いていない車両でも取り付けできますか?

内張り裏にカプラーが残っている車両なら、トヨタ純正の排出ガス浄化スイッチ(品番84093-26010)を差し込むだけで使えます。配線ごと無い車両は取り付けできません。

DPFの強制燃焼が終わらないのはなぜですか?

DPF内部のアッシュ蓄積、センサーやインジェクターの不具合、短距離走行が多いなどが原因になります。強制燃焼の繰り返しはDPFを痛めるため、早めの点検をおすすめします。

対応エリアはどこまでですか?

和歌山県岩出市の店舗で作業しています。紀の川市・和歌山市・海南市・橋本市、大阪府南部(阪南市・泉南市)からもご来店いただいています。

ハイエースのDPFのご相談は和歌山県岩出市のALLBLUE CARSへ

DPF警告灯の点灯・点滅、DPF強制燃焼(強制再生)、DPFスイッチの後付け、DPF洗浄のご相談を承っています。

ALLBLUE CARS(オールブルーカーズ)
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